桜の花も散りましたので、”花冷え”という言葉は当てはまらないと思いますが、寒い日々が続いております。
年中、懐には寒風が吹き荒れていますので寒さには慣れているとはいえ、寒いです。
震災復興の財源確保のため期間限定で消費税を上げるという案が出ております。
被害総額は、内閣府の試算で最大25兆円に上り、消費税収は1%あたり年間約2・5兆円で、税率の3%引き上げで約7・5兆円を確保でき、3年間で復興に必要な支出の大半を賄えることになるというものですが、これには、消費傾向が変わらないこと、消費税以外の税金が減少しないことによって増税効果が維持できることが前提になると思っています。
過去(平成9年)に、消費税が3%から5%に引き上げられた後の
一般会計税収の推移をみると、いろんな原因があるかと思いますが、この年を境に税収が落ち込んでおり、その効果は絵に描いた餅のような気がします。
こんな不確かな財源より、財源確保の一部として、マニフェストに掲げた公務員給与削減による財源確保のほうが確実だと思うのは、ひねくれ者の不肖Nだからでしょうか。
震災の影響で、特に余暇に関する消費活動の低迷で観光地が打撃を受けているとの報道が目に付きます。
災害時には、「生存者救出→被害の拡大防止→被災者・被災地の生活支援、復興支援→次への対策措置」という原則があると思っていますので、消費活動は間接的な復興支援であり、消費活動の自粛はかえって復興支援に逆行するものではないでしょうか。
ということで、積極的に消費活動をしなくてはと思ってはいるのですが、財源が…。
今夕、6月26日の某件のことで智恵袋の方々がお集まりになられますが、その末席にこっそり紛れ込む予定です。
この件は、消費活動による復興支援の一面もあるということで、出来る限りお手伝いをしようと思っております。